医療・生命科学分野の公的研究機関で、報告書・評価書を横断解析し政策検討の参考知見を整理するAI IPGenius【AI基盤最新事例】

分散していた研究成果資料を可視化し、検討論点の整理を支援

リーガルテック株式会社(東京都港区、代表取締役:平井 智之)は、医療・生命科学分野を扱う公的研究機関における資料統合を目的として、非構造データ解析を可能にする知の資産化ナレッジベース「AI IPGenius on IDX」を提供している。
研究事業の成果報告書や評価書など、形式や年度をまたいで蓄積された資料を横断的に解析し、政策検討における参考知見の整理を支援する。
本取り組みは、公的研究機関における研究成果活用の一例である。

背景

医療・生命科学分野の公的研究機関では、国の施策や研究支援事業に基づき、多数の研究プロジェクトが実施されている。これらの成果は報告書や評価書として蓄積されるが、年度や事業単位で管理されることが多く、過去の検討経緯や論点を横断的に把握することが難しいという課題がある。
政策検討や次期事業設計においては、単一の研究成果だけでなく、複数事業に共通する知見や評価結果を参照する必要がある。こうした背景から、研究成果資料を組織的に整理し、再利用可能な形で活用する仕組みが求められている。

活用事例:AIが報告書・評価書を横断解析し、政策検討の参考知見を整理

医療・生命科学分野を扱う公的研究機関(機関名非公開)において、以下の資料を AI IPGenius on IDX に投入して活用した。

  • 研究事業の成果報告書
  • 中間・事後評価書
  • 委員会・検討会資料
  • 過去の調査・分析レポート

AI IPGenius on IDX がこれらの非構造データを横断的に解析し、

  • 研究分野ごとの主な論点
  • 評価書で繰り返し言及されている課題
  • 過去事業間で共通する検討テーマ

などを整理した。

担当者は、整理された情報をもとに、政策検討時の参考資料や説明資料の下地として活用した。
また、抽出された技術・研究テーマを MyTokkyo.Ai と連携し、関連研究や技術動向の位置づけを確認できる体制を構築した。

AI IPGenius on IDX について

AI IPGenius on IDX は、報告書、評価書、調査資料、議事録などの非構造データを一元的に蓄積し、AIによる検索・要約・解析を可能にする知の資産化ナレッジベースである。
公的研究機関においては、分散して管理されがちな研究成果資料を横断的に解析し、政策検討や事業設計における知見整理を支援する。
共有フォルダや過去事業資料の解析にも対応し、組織内での情報活用を促進する。

効果

本活用により、以下のような効果が期待される。

  • 過去報告書・評価書の探索時間削減
  • 政策検討における論点整理の支援
  • 研究成果知見の再利用促進
  • 担当者交代時の引き継ぎ負荷軽減

いずれも、政策検討業務を補助する形での活用を想定している。

今後の展開

リーガルテック株式会社は、公的研究機関における研究成果活用と政策検討支援を継続的に行う観点から、AI IPGenius on IDX の機能や提供形態について検討を続けていく考えである。
報告書や評価書といった非構造データを活用しやすい環境を整えることで、過去の研究成果や検討経緯を振り返りながら、政策検討を進めやすい状態を目指している。
今後も、公的研究機関の実務に寄り添った形での活用を想定し、運用面も含めた取り組みを進めていく方針である。

製品ページ:https://www.legaltech.co.jp/ipgenius/

会社概要
  • 会社名:リーガルテック株式会社
  • 設立:2021年3月
  • 資本金:3億7,900万円(資本準備金含む)
  • 代表取締役 CEO:平井 智之
  • 所在地:東京都港区虎ノ門5-13-1 虎ノ門40MTビル4F
  • ホームページ:https://www.legaltech.co.jp/
  • 事業概要:
    特許調査・発明抽出プラットフォーム「MyTokkyo.Ai」
    知の資産化ナレッジベース「IPGenius」
    秘密情報の共有データルーム「リーガルテックVDR」の提供・開発