リーガルテック社、製造業の知財戦略支援に「知財AI™」プロジェクトを本格展開
〜 知財×生成AIの革新へ 〜
2025年9月19日 リーガルテック株式会社(本社:東京都、代表取締役:佐々木 隆仁)は、知的財産業務における生成AI活用の最前線を担うべく、同社が開発・提供する知財AI™プラットフォーム「AI IPGenius on IDX × MyTokkyo.Ai」の本格展開を開始しました。本取り組みにより、特に日本の製造業において急務とされる知財戦略の高度化とデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速を目指します。
知財AI™は、特許調査、出願支援、侵害リスク分析、技術戦略立案など、知財業務に不可欠な多層的業務を、生成AI技術とRAG(検索拡張生成)技術を用いて革新的に支援する次世代プラットフォームです。これにより、属人的で煩雑だった知財業務は、大幅な効率化と再現性の高い判断支援が可能となり、企業の研究開発部門や法務部門の知的資産活用力を飛躍的に高めることが期待されます。
特に注目すべきは、「AI IPGenius on IDX」に搭載された、知財業務に特化した業界別プロンプトテンプレートとセキュアなVDR(バーチャルデータルーム)対応のRAG検索インターフェースです。これにより、膨大な技術資料・論文・特許明細書の中から、関連性の高い情報を瞬時に抽出し、ユーザーの質問に対して専門家レベルのナレッジをリアルタイムで提供します。さらに、MyTokkyo.Aiとの連携により、企業・個人別の特許管理や出願データの一元化も実現しています。
日本の製造業にとって、技術の高度化とともに知財競争も激化しており、単にモノづくりの品質を高めるだけでなく、「知財による競争優位の確立」が成長戦略のカギを握る時代になっています。そのなかで、知財AI™は、日本企業が国際的な知財競争を勝ち抜くための“攻めのデジタル知財基盤”として注目を集めています。
リーガルテック社では、今後3年間で1,000社以上の製造業・スタートアップ企業への導入を見据え、業界別ソリューション「AI CutleryMaster」「AI Robotix」「AI Mobility」などの垂直展開も加速。知財AI™を核とした産業知財のDXエコシステムを形成し、日本発のグローバル知財AIカンパニーとしての地位確立を目指します。